日の本 嘉兵衛餅(かへいもち)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

日の本 嘉兵衛餅 外装
日の本 嘉兵衛餅 外装日の本 嘉兵衛餅 開封した写真日の本 嘉兵衛餅 中身の写真
おみやの写真について

日の本 嘉兵衛餅(かへいもち)のデータ

商品名日の本 嘉兵衛餅(かへいもち)
内容量1個入り10個入り15個入り20個入り25個入り30個入り
製造者住吉堂本舗 岩本教嗣(製造者としての記載はなし)
製造者住所兵庫県洲本市五色町都志(製造者としての記載はなし)
賞味期限約3日
保存方法記載なし
箱の大きさ横 12.9(10個入り)cm × 奥行き 21.1(10個入り)cm × 高さ 3.0(10個入り)cm
名産地兵庫県淡路島
おみやげの種類和菓子
価格帯1,000円以内2,000円以内3,000円以内

日の本 嘉兵衛餅とは?

瀬戸内海に浮かぶ最大の島・淡路島。

この淡路島が誇る偉人・高田屋嘉兵衛(たかたや かへい)の名前にあやかったお菓子が「日の本 嘉兵衛餅」です。

高田屋嘉兵衛の故郷である、洲本市五色に店を構える住吉堂本舗が手がけています。

「日の本 嘉兵衛餅」は柔らかな求肥餅で、たっぷりの粒あんを包み込んだお菓子。一口サイズの小さなお餅です。

餡に使われている小豆は、高田屋嘉兵衛とゆかりの深い松前・北海道産のもの。ここに商品へのこだわりが感じられますね。

なぜ淡路島出身の彼が北海道と関係があるのでしょうか?
それはのちほど「高田屋嘉兵衛はどんな人物?」で紹介していきたいと思います。

住吉堂本舗の創業は明治20年のこと。

もともとは神戸の春日野道で「春日堂」という和菓子店を創業したのが始まりです。

大正後期には地元淡路に店を移転し、屋号を「住吉堂本舗」に改名しました。

そして昭和40年頃、地元が誇る偉人・高田屋嘉兵衛の名をあやかったお菓子「日の本 嘉兵衛餅」が考案されました。

これまでも有名なお菓子の博覧会「全国菓子博覧会」で2度、賞を受賞しています。

  • 第18回全国菓子博覧会金賞受賞
  • 第19回全国菓子博覧会大賞受賞

高田屋嘉兵衛はどんな人物?

「日の本 嘉兵衛餅」の名前の由来となった高田屋嘉兵衛とは、一体どんな人物だったのでしょうか。

淡路島出身の彼と北海道とは一体どのような関係があるのか。

それは彼の行ってきた様々な事業や功績を見れば明らかです。

高田屋嘉兵衛は淡路島に生まれ、後に神戸の廻船問屋で働くことになりました。

そして後に、商売を蝦夷地(現在の北海道を中心とした地方)にまで広げることになりました。

蝦夷地では箱館を(函館)を中心に事業を展開。
幕府の協力の下、国後(クナシリ)島と択捉(エトロフ)島間の航路を開拓することに成功しました。

また北方の漁場開拓にも成功。

さらにはロシアとの間に起きたゴローニン事件では、日露間の交渉役に尽力して事件解決へ多大な功績を残した実績もあります。

晩年は地元・都志(つくし)に戻り、港の整備などに力を尽くしました。

彼の出身地・淡路島の五色には彼の墓があるほか、名前を冠した公園も作られているんですよ。

日の本 嘉兵衛餅との出会い

旅行を計画する時、まっさきに考えるのはお土産のこと。

その土地ならではのものを食べたい。
有名なお菓子を食べたい。

そんなことを考えてしまいます。

そこでインターネットを使っておすすめのお土産を調べ、地元の人におすすめを聞いていくうちに、ひとつのお土産が浮かび上がってきたのです。

それが「日の本 嘉兵衛餅」。

インターネットを使えば全国どこのお土産も買えてしまうこの時代。
家にいながら全国の味を味わうことができるようになりました。

でも「日の本 嘉兵衛餅」はその店に行かなければ買えないんです。

せっかく淡路島へ行くのだから是非とも食べてみたい。

わたしが「日の本 嘉兵衛餅」を買いたいと思ったきっかけです。

住吉堂本舗は淡路島の洲本市五色にあります。

ゆったりとした時間が流れる静かな場所。小さな川のそばに建つ小さなお店でした。

店内には色々なお菓子が並びますが、イチオシはやはり「日の本 嘉兵衛餅」。
他のお客さんのお目当てもこのお菓子らしく、たくさん購入されていましたよ。

日の本 嘉兵衛餅を開封。どんなお菓子?

今回購入したのは10個の嘉兵衛餅が入った箱入りのもの。

茶色で落ち着いた色の包み紙には、「淡路銘菓 日の本 嘉兵衛餅」の文字と帆船の絵が描かれています。

包み紙を丁寧に解くと、中には素朴だけど品のいい箱が。

この箱にも包み紙と同じように「淡路銘菓 日の本 嘉兵衛餅」と書かれた緑色の紙が貼りつけられています。

ずっと食べたいと思って購入したお菓子だけに、期待は高なるばかり。

箱のふたを開けると中にはずらっと並んだ「日の本 嘉兵衛餅」が。
思ったよりもずっと小さなお餅で、一口で食べられるサイズですよ。

日の本 嘉兵衛餅を食べた感想

箱の中から「嘉兵衛餅」を取り出します。
とにかく小さくて柔らかいので取り出すのに苦労しますね。

お餅を潰さないように慎重に慎重に。

お餅を包んでいる紙を開けると、中からは白い小さなお餅が現れました。
お餅には粉がまぶしてあるのでゆっくりと開けます。

お餅は薄くて中の餡が透けて見えますよ。

お餅はさっぱりとした甘さで、とても柔らかいです。
食べるとお餅が伸びるほど。

中の餡は粒あん。小豆の粒がたくさん入っているので、皮のシャリッとした食感も楽しめます。

小豆は素朴な味わいで、豆本来の味がするので小豆好きにはおすすめですよ。

とても素朴なおいしいお餅です。
1つ、2つとついつい食べ過ぎてしまいそうになります。

日の本 嘉兵衛餅をどんな人へ贈りたい?

淡路島のお土産として家族や友人へいかがでしょうか。

有名なお菓子なので喜んでもらえそう。

特に歴史好きの方へ渡すと喜ばれそうです。
淡路島が誇る偉人の歴史と一緒にお渡ししてはいかがでしょう。

日の本 嘉兵衛餅の基本情報

日の本 嘉兵衛餅の個数

1個からのバラ売りの他、箱入りも5種類ラインナップがあります。

店頭では1個(86円)から購入できますよ。
10個箱入りは970円です。

  • 1個
  • 10個入り(箱入り)
  • 15個入り(箱入り)
  • 20個入り(箱入り)
  • 25個入り(箱入り)
  • 30個入り(箱入り)

日の本 嘉兵衛餅の日持ち

日持ちは約3日間です。

日の本 嘉兵衛餅が購入できる場所

「日の本 嘉兵衛餅」は住吉堂本舗の他、ウェルネスパーク五色、ハイウェイオアシス(週末のみ)で購入できます。

住吉堂本舗以外では商品数に限りがあるのでご注意ください。

ハイウェイオアシスは週末限定で、取扱数も少数とのことです。

住吉堂本舗の情報

本州からは神戸三宮、舞子で高速バスに乗り、五色バスセンターで下車してください。

五色バスセンターから徒歩3分のところにお店があります。

店舗名 住吉堂本舗
住所 兵庫県洲本市五色町都志212
営業時間 午前7時~午後7時
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)