九重本舗玉澤 霜ばしら




霜ばしらとは
霜ばしらは、1675年創業の老舗・九重本舗玉澤が販売する冬季限定の飴菓子です。
職人が手作業で作り上げており、販売期間は10月から翌4月頃まで。この時期にだけ食べられる、特別なお菓子です。
とても繊細な飴菓子なので破損しやすく、また衝撃や熱、湿気に弱いという特性があります。
おみやげとしてはやや扱いにくいとも言えますが、それを置いても他にない珍しいお菓子ですので、渡せばどんな人にも喜ばれると思います。
また、防湿と破損防止のためにらくがん粉(もち米を原料とした粉)がいっぱいに詰まっています。こちらもフライパンで加熱することによって、食べることができますよ。
霜ばしらを食べた感想
缶の中いっぱいに詰められたらくがん粉に埋もれるようにして、飴菓子が入っています。
らくがん粉をこぼさないように取り出すのは至難の業ですので、できれば多少こぼれても問題のない場所で開封するのが望ましいです。
また、割り箸やつまようじなどがあると取り出しやすくなります。
霜ばしらの食感はとても不思議。飴なのに、サクサクとした確かな歯ごたえが感じられます。
それでいて、口の中ですっとほどけるように溶けてしまう繊細さが特徴です。
霜ばしらとよく似たお菓子に、晒よし飴があります。じつは筆者は、こちらとの出会いが先でした。
大きな違いとしては、大きさが異なる点。霜ばしらは、晒よし飴と比べると約半分ほどの大きさです。
その他、公式サイトによるとくちどけも異なるとのこと。機会があれば、ぜひ2つ同時に食べ比べてみてください。
霜ばしらを買えるところ
宮城県内にある玉澤店舗のほか、百貨店やおみやげ店などで購入できます。また、玉澤のサイトから電話・FAX・メールでの注文も可能です。
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