「本当においしいものを届けたい」。コンディトライ神戸のこだわりとは

コンディトライ神戸外観

神戸元町にある南京町のメイン通りから外れた小道を歩いていくと、今回の取材先のお店「コンディトライ神戸 三宮元町店」はありました。

真っ白な外観に、緑色をアクセントカラーにした店内は、とても爽やか。

お店にはリピーターが多く、取材中には店員さんと仲良く談笑しながら商品を買って帰るお客さんを見かけました。

私は、コンディトライ神戸の神戸バニラフロマージュを初めて食べたときに、「見つけてしまった……!」と、そのおいしさに感動したものです。

今回は、そんなコンディトライ神戸を運営する株式会社寿香寿庵(ことぶきこうじゅあん)の企画通販課、宇多慶晃(うだ・よしあき)さんと、店舗スタッフの大西さんにお話を伺いました。

コンディトライ神戸の人気商品やスタッフおすすめ商品、またこだわりについてお店の魅力をたっぷりとお届けします。

(撮影:嶋田コータロー)

コンディトライ神戸の人気商品

1日4万枚以上売れる「フレンチトーストラングドシャ」

コンディトライ神戸フレンチトーストラングドシャ中身

――まず、お店の売れ筋を教えてください。

宇多さん(以下宇多):一番人気なのは、フレンチトーストラングドシャです。ミルクチョコ味が最初に発売されたんですが、フレンチトースト味が5年前に発売になってから爆発的に人気が出て、今や1日4万枚以上売れる人気の商品になりました。

――ミルクチョコ味が最初に出たんですね。

大西さん(以下大西):最初にミルクチョコ味、その後にロイヤルミルクティ、フレンチトーストという順番で発売されました。ロイヤルミルクティ味が出たときに、パッケージがリニューアルされて、展開を広めることになったんです。

ロイヤルミルクティ味も根強い人気があって、「あの味、どこに売ってるの?」と聞かれることもありますね。フレンチトーストラングドシャは百貨店や駅の催事などでもよく販売するんですが、ロイヤルミルクティは販売しないこともあるので(笑)。

「あの味がめっちゃ好きやねん!」と言ってくださる方も多いですね。

――コアなファンがいるんですね。

大西:東京に催事で出店したときにも、「以前手土産でいただいて、おいしかったから自分用に」と買って帰ってくださる方も多かったです。

コンディトライ神戸フレンチトーストラングドシャパッケージ

――パッケージもシンプルでいいですね。

宇多:フランスの地図にみたてたデザインになっていて、「Sannomiya」と書かれたロゴのところに店舗がある……という意味があるんです。

――おしゃれですね。白いパッケージはあまり見ない気もするので、逆に目立つと思います。

宇多:そうですね。別に日本語ではっきり商品名を書いている訳ではないので、パッと見ただけでは何の商品かは分かりにくいですが(笑)。

昔のお菓子は、パッケージに商品名や写真が大きく載っているものが多かったんですが、私たちはお客様に喜んでいただけるプレミアムギフトスイーツを創造しようということで、そのまま贈答しても恥ずかしくないようなパッケージにしようという思いがあって、こういう形になりました。

コンディトライ神戸フレンチトーストラングドシャクリスマスバージョン

――フレンチトーストラングドシャは、季節によってパッケージも変わるんですか?

大西:6枚入りのラングドシャは、通常だと何もないシンプルなパッケージなんですが、ハロウィンだったらかぼちゃ、クリスマスだったらサンタさん、父の日だったらネクタイ……というように、時期によって季節感のあるキャップに変わります。

パッケージも白色ですし、フレンチトーストラングドシャはホワイトデーにもおすすめの商品ですね。

コンディトライ神戸人気No.1チーズケーキ「神戸バニラフロマージュ」

神戸バニラフロマージュ中身

――2番目に人気の商品はどちらですか?

宇多:2位は神戸バニラフロマージュです。こちらは、ルガールのチーズを使用して作っています。クリームチーズだとキリのチーズが有名だと思いますが、ルガールはより濃厚でクリーミーなチーズ。

食感や味わいをプラスできるということで、表面はアプリコットコンフィチュールを焦がしています。ただのチーズケーキだと、それだけになってしまいますが、食べると色々な味が楽しめるようになっているんです。

――中が二層になっているんですよね。

宇多:下がベイクドで、上がイタリアンメレンゲのシブースト(カスタードクリームにゼラチンと、イタリアンメレンゲを混ぜたクリーム)になっています。

あと、バニラフロマージュというくらいなので、「バニラの香りをどこまで強く出せるか」にこだわっていますね。

どうしてもチーズの味が強いので、バニラの香りを出すのは難しいんです。ある程度、味がしっかりしたバニラじゃないと、なかなか香りが出ないので、普通のものよりはしっかりとバニラ味が楽しめる大粒のものを入れています。

――この神戸バニラフロマージュは、一人でもぺろりと食べられるくらいのおいしさでした。

宇多:そういっていただけると、嬉しいです。

モンドセレクション金賞を5度受賞「神戸クリームチーズケーキ」

コンディトライ神戸神戸クリームチーズケーキ店内写真

――売れ筋3位はどれでしょうか?

宇多:3位は神戸クリームチーズケーキですね。定番のベイクドチーズケーキの味なんですが、オーストラリア産とフランス産の2種類のチーズを使用して作られています。

2つのチーズのいいとこ取りをして、ヨーグルトの酸味を加えています。昔ながらのチーズケーキを、「より深みを出すためにはどうすればいいか」と考えられたチーズケーキですね。

食べると本当にチーズの味が濃厚なので、チーズ好きにはたまらないと思いますよ。

大西:京橋店でも毎週買いにきてくれるお客様がいて、「ここのチーズケーキじゃないとだめだ」というくらい、とても熱狂的なファンの方がいますね。

――常温で持ち帰りができるのも、嬉しいですね。

宇多:お土産に買って帰りやすいですよね。冷やしたら引き締まった感じがして、また違う食感が楽しめますよ。中が密封状態で、キャリーケースの中に入れても崩れないので、お土産にもご利用しやすいと思います。

コンディトライ神戸スタッフおすすめのスイーツ

 

神戸メルスイーユ中身

――ちなみに、個人的に宇多さんが好きな、おすすめお菓子は?

宇多:私のおすすめは、神戸メルスィーユですね。パッケージもそうなんですが、作り方も、ものすごく手が込んでいるんです。

通常のミルフィーユはサクサク感を出すために、パイが100層ぐらいに重なっています。

神戸メルスィーユもそれをベースに作られていて、層を100層ぐらいに重ねて、なおかつ、その間に塩キャラメルのクリームを挟んでいます。

それだけだったら、ただのキャラメルのお菓子になってしまいますが、さらに表面をキャラメルチョコレートでコーティングしてあって、食べるとお分かり頂けると思いますが、表面と中身で少し甘さが違うんですね。

その2つの甘さと、パイの食感を同時に楽しんでいただけるお菓子です。一口、二口くらいで食べられる大きさなんですが、すごく食べ応えがありますよ。

――少し小腹が空いたときに、ちょうど良さそうですね。

宇多:僕もあまり普段はチョコレートを食べないんですが、こういうチョコレートだったら食べられるなと。6個入りは小さいので、自分用に買って帰ったり、バレンタインの時に配ったり……と用途もいろいろあると思います。

あと、「チョコレートは大丈夫ですか?」と聞かれることもあるんですが、こちらは常温で販売している商品なので、持ち運びにも便利。味と手軽さが両立しているお菓子です。

コンディトライ神戸神戸メルスィーユパッケージ

――こちらのパッケージは、神戸ポートタワーやイカリマークの絵が描かれていて、神戸らしさが出てますね。

宇多:神戸は昔ながらのレトロな喫茶店などが多い街で、そういうところにあるマッチ箱をイメージしたデザインなんです。横から見たら分かりますが、サイドにもデザインがあって、マッチ箱のように引き出し式のパッケージになっています。

ただ、名物っぽいだけではなく、レトロなお菓子、昔ながらの古き良き神戸じゃありませんが、そこをパッケージで表現しつつ、最先端の技術でおいしいお菓子をというコンセプトで作られました。

 

コンディトライ神戸 神戸ロイヤルミルクティラングドシャ中身

――大西さんのおすすめ商品はどれでしょうか?

大西:私はロイヤルミルクティラングドシャがおすすめです。ちょうどいい甘さで、食べやすいですよ。紅茶が好きなので、紅茶好きにはたまらない味です。

――紅茶の香りは強いですか?

大西:紅茶の茶葉が生地に練りこんであるので、口の中に入れたら「紅茶を飲んでいるみたい」と感じるほど、紅茶の味が楽しめるラングドシャですね。

いつもお客様に提案させていただいている、おすすめの食べ方は、「冷やして食べる」。常温で食べるよりも、チョコレートがパリッとしておいしいですよ。

「神戸を代表するものになる」という思いを込めて

コンディトライ神戸スタッフ写真

――商品名に「神戸」と名がつくものが多いですが、それもこだわりの一つでしょうか?

宇多:「自信をもって、”神戸”という名前をつけて売り出していきたい」という思いが強かったんです。

やはり「神戸」と名がついている以上、下手なものは出せない。「神戸を代表するものになるんだ」という気持ちで、いいものを作り続けていきたい。

商品名に「神戸」と名前をつけることによって、自分たちを鼓舞して……という気持ちが強いですね。

ですから、食べていただいた方が「おいしい」と思えるような、お値段以上の価値を提供できるように心がけています。見た目をいい意味で裏切られる味じゃないと、だめだと思うんです。

――食べた人が驚くような?

宇多:そうですね。例えば、神戸バニラフロマージュは二層になっていて、あえて違う味を一つで楽しめるようにするというのは、食べられた方の印象に残ると思うんです。そういった「驚きを感じてもらいたい」というところも、私たちのこだわりの一つですね。

――食べてみないと分からない味ということですね。

宇多:フレンチトーストラングドシャも、多分食べてみないと分からないと思うんです(笑)。

――「どんな味がするんだろう」という期待感はありますね(笑)。

宇多:実際に食べていただくと、「なるほどな」となると思います。先ほどご紹介した、ロイヤルミルクティラングドシャも、紅茶味のチョコレートを挟むだけなら、ただそれだけですが、茶葉をクッキー生地に練りこむことによって、香りも楽しむことができるので、見た目だけでは分からない味だと思います。

――なるほど。私もこの後、食べるのがとても楽しみになりました!では、最後にOMIYA!をご覧の方にメッセージをお願いします。

宇多:神戸の洋菓子店はとても多いのですが、新しいものが次々に入ってきて、本当にド定番でリピーターが多いお菓子は、なかなか育ちにくいとは思うんです。

そんな中で、私たちは「本当においしいものをお届けしたい」という思いで、商品開発を行っています。

コンディトライ神戸の商品は、店舗やオンラインショップ以外にも、全国にある百貨店や駅の催事などにも出店させていただくことがあるので、見かけられた際にはぜひお立ち寄りください。

――宇多さん、大西さん、ありがとうございました。

おすすめのお菓子を食べてみました

今回の取材で宇多さんと大西さんがおすすめしていたお菓子を、実際に私も食べてみました。

コンディトライ神戸のことをよく知っているお二人のおすすめだけあって、折り紙つきのおいしさ。

購入するときの候補にいかがでしょうか。

宇多さんおすすめ「神戸メルスィーユ」

神戸メルスイーユ内装

神戸メルスィーユは、パイをキャラメルチョコレートでコーティングしたお菓子。中は塩気があり、表面は甘みがあって、2つの味が楽しめます。

食感はザクザクしていて、一粒食べただけでも食べごたえがありました。神戸らしさが出ているパッケージなので、神戸土産にもおすすめです。

スタッフ大西さんおすすめ「ロイヤルミルクティラングドシャ」

コンディトライ神戸ロイヤルミルクティラングドシャ店舗写真

ロイヤルミルクティラングドシャは、大西さんがおっしゃった通り、食べた瞬間に紅茶の香りが口いっぱいに広がるラングドシャです。

濃厚な紅茶の味は、コーヒーや紅茶のお供にもぴったり。個別包装されているので、大勢の方へのお配り用土産にもおすすめですよ。

コンディトライ神戸の商品を詳しく知りたい方へ

OMIYA!では、コンディトライ神戸の各商品を実際に食べてみた感想を1つ1つ記事にしています。

このページをきっかけに興味を持っていただけたなら、それぞれのお菓子についてもチェックしてみてくださいね。

コンディトライ神戸の店舗情報

コンディトライ神戸店舗内装

三宮元町本店

  • 住所:神戸市中央区元町通2-4-6第3アポロビル1F
  • 電話番号:078-333-1068
  • 営業時間:【平日】13:00~18:00 【土日祝】10:00~18:00
  • 定休日:火曜・水曜
  • アクセス:

JR京橋駅

  • 住所:JR京橋駅改札内 大阪外回り環状線ホーム上
  • 営業時間:11:00~21:30
  • 定休日:なし

尼崎店

  • 住所:阪神電車「尼崎駅」西改札直結 「amaSTA AMASEN」(旧尼セン)店舗内
  • 営業時間:10:00~21:00
  • 定休日:なし

大阪空港2号店

  • 住所:大阪府豊中市蛍池西町3-555(大阪空港2階南ターミナル空港専門大店3号店内)
  • 営業時間:6:30~20:00
  • 定休日:なし

大阪空港3号店

  • 住所:大阪府豊中市蛍池西町3-555(大阪空港2階北ターミナルビル空港専門大店1号店内)
  • 営業時間:6:30~20:00
  • 定休日:なし

神戸空港

  • 住所:神戸市中央区神戸空港1番(神戸空港ターミナル2階)
  • 電話番号:078-303-6141
  • 営業時間:6:30~20:45
  • 定休日:なし